プレイ人数 | 1〜4人 |
プレイ時間 | 30分 |
発売時期 | 日本語版未発売(2024年11月現在) |
参考価格 | 日本語版未発売(2024年11月現在) |
「テンプルコード」の紹介
自分のカードに描かれた記号を推理する、論理パズル系のボードゲームです。
各プレイヤーは3つの記号が描かれたカードをもらうのですが、自分にだけは見えません。
そのカードの記号を位置も含め正しく当てることができれば、成功となります。
2回成功することができれば勝利です。
各プレイヤーは2枚の記号カードを持っており、そのうち1枚を自分のヒントとして使い、1枚を他の人に渡します。
ヒントとして使うカードは、下図のような形で自分のカードとくっつけます。
すると、自分のカードとどれくらい一致しているのかというのがヒントとして表示されます。
青丸があれば、位置と絵柄どちらも一致している記号があることを表します。
赤い三角の場合は、絵柄のみ一致している記号があることを表します。
このようにして得たヒントを、メモしながら推理していきます。
推理を宣言するタイミングはいつでも構いません。
合っていても、間違っていても、カードは回収されて新しいカードが配られます。
このように推理を進めていき、他人より早く正解へ辿りつけるかどうかの勝負です。
「テンプルコード」のレビュー
独自の評価指標により「テンプルコード」を評価しました。評価方法について詳しくはボードゲームのレビューについてをご確認ください。
評価項目 | 評価点数 |
---|---|
【デザイン性】 イラスト等のクオリティ | |
【面白さ】 ゲームプレイの満足度 | |
【リプレイ性】 異なる展開が楽しめるか | |
【独創性】 作品のオリジナリティ | |
【総合評価】 作品の総合的な評価 | 90点/100 |
「テンプルコード」をライターが遊んだ感想
一見よくある論理パズル系のボードゲームかと思いきや、特徴のあるボードゲームでした。
特徴的なのは、論理パズル系なのにインタラクションが強めというところです。
数字を当てたり、パズル要素のあるボードゲームは、1人で黙々とやるようなものが多いです。
一方のテンプルコードは、本格的な推理ゲームでありながら他のプレイヤーとの駆け引きがあります。
特に、2枚あるヒントカードのうち1枚を誰に渡すかを選ぶことができる点です。
その際、ゲームの進行度合いや、どれくらいのヒントになるかを考えて、好きなプレイヤーに渡します。
誰に渡すかということ自体がヒントになりますし、迷っている様子などもヒントになる場合があります。
ただ、ヒントカードをもらえないと推理が進まないという部分もあり、インタラクションが増した分、運要素が増えたとも考えられます。
個人的には好きなタイプの論理パズル系ボードゲームだと感じました。