Ostia

プレイ人数1〜4人
プレイ時間90〜120分
発売時期2022年
参考価格7,300円(税込)

「Ostia」の紹介

古代ローマの港をテーマにした、マンカラのシステムを元にしたボードゲームです。

プレイヤーは大船団のオーナーとして、商人や貴族に船を貸します。

その船で様々なアクションを行い、事業を拡大していきます。

個人ボードには六角形に区切られたそれぞれの海があります。

この海の区画を移動させることによって資源を産み出し、アクションを行います。

まず、選んだ区画に応じた資源を算出することができます。

その後、次の区画に一つずつ船のコマを置いていき、最後に置いた区画のアクションを行うことができます。

アクションでは、下記のいずれかを行います。

・移動する

・船を造る

・カードを購入する

・建物を建てる

・貿易を行う

最終的には船を造った数、建物を建てた数などが勝利点となります。

他にもいつくか勝利点をとる方法があり、最終的に勝利点が最も高いプレイヤーの勝利です。

「Ostia」のレビュー

独自の評価指標により「Ostia」を評価しました。評価方法について詳しくはボードゲームのレビューについてをご確認ください。

評価項目評価点数
【デザイン性】
イラスト等のクオリティ
【面白さ】
ゲームプレイの満足度
【リプレイ性】
異なる展開が楽しめるか
【独創性】
作品のオリジナリティ
【総合評価】
作品の総合的な評価
87点/100  

「Ostia」をライターが遊んだ感想

マンカラを元にしたアクションの選択が非常に悩ましいボードゲームです。

6つの区画があり、それぞれ違うアクションができるのですが、全てのアクションができるわけではありません。

船の個数と位置の関係で、できないアクションがある場合もあります。

その手番で行った行動が、後々のアクションに影響するため、非常に悩みます。

各区画で1つ船が増えると、その区画からアクションを開始した(生産した)場合にできるアクションが変わってしまうのです。

先々の手番のことまで考える必要があるのですが、他のプレイヤーとのインタラクションも多少あります。

なので、自分がやりたかったことを変える場面も出てきて、ついつい長考してしまいます。