藪の中

プレイ人数3〜4人
プレイ時間約20分
発売時期2010年
参考価格2,970円(税込)

「藪の中」の紹介

少ない情報の中から殺人事件の犯人を推理する、推理ゲームです。

人型のカードには2〜8までの数字カードと、何も書かれていないカードが1枚あります。

場に3枚のカードが伏せられ、その中で一番大きな数字のカードが犯人となります。

※ただし、5のカードが場にあった場合、逆転して一番小さな数字カードが犯人となります。

プレイヤーは順番に3枚のうち2枚だけ、数字を確認することができます。

その後、犯人だと思うカードの上に自分のチップを置きます。

全員がチップを置いたら場のカードをオープンして数字を確認します。

間違ってしまったプレイヤーで、かつ一番上にチップを置いていたプレイヤーはマイナス点となります。

マイナス点が多くなったプレイヤーが負けです。

「藪の中」のレビュー

独自の評価指標により「藪の中」を評価しました。評価方法について詳しくはボードゲームのレビューについてをご確認ください。

評価項目評価点数
【デザイン性】
イラスト等のクオリティ
【面白さ】
ゲームプレイの満足度
【リプレイ性】
異なる展開が楽しめるか
【独創性】
作品のオリジナリティ
【総合評価】
作品の総合的な評価
85点/100  

「藪の中」をライターが遊んだ感想

シンプルな推理ゲームではありますが、面白いのはブラフの要素があることです。

他のプレイヤーがチップを置いた(犯人だと推理した)場所に置きたくなってしまいます。

しかし、その心理を利用して、本当は犯人ではない場所にチップをあえて置くこともできます。

最終的にマイナス点になるのは、一番上にチップを置いている人だけだからです。

もう一点、面白くなるポイントとしては、5のカードの存在があります。

5のカードがあると数字の優劣が逆転するため、自分が思っていたのと違う結果になります。

また、5のカードがあることでブラフがかけやすくなります。

プレイヤー同士の駆け引きが面白い推理ゲームです。