ボードゲームカフェ3店舗を経営している筆者が、ボードゲームテーブルについて解説します。
前半はボードゲームテーブルの選び方、後半はおすすめのテーブル3選を紹介しています。
実際に店舗で使っている写真なども多数掲載して、イメージがつきやすいように書きました。
ボードゲームテーブルの選び方
まずは、ボードゲームのテーブルをどのように選んだらよいか?について三点にまとめました。
①サイズ
まず、一番重要なのがテーブルのサイズです。
主にどのようなボードゲームを遊ぶかによって、必要なサイズが異なります。
・軽ゲー〜中量級がメインの場合
幅110cm〜120cm、奥行き70cm〜80cmくらいの広さがおすすめです。
IKEAやニトリなどで売っている一般的なダイニングテーブルがこのくらいの広さになります。
・重ゲーも遊びたい場合
幅120〜130cm、奥行き80cm〜90cmくらいの広さがおすすめです。
重ゲーではメインのボードに加えて、個人ボードがあることが多いです。
奥行きが90cmくらいあると、十分に広げて遊ぶことができます。
②費用
どのくらいの予算があるかによって、選べるテーブルも変わってきます。
・2万円以下
2万円以下でコスパよく選びたい場合は、IKEAのテーブルがおすすめです。
筆者が経営しているボードゲームカフェでも主にIKEAのテーブルを使っています。
ほとんど壊れませんし、購入して1年以内なら保証もあります。
・2万円〜5万円
このくらいが一般的なダイニングテーブルの価格帯になります。
ネット、店舗共に様々なブランドがあり、選択肢の幅も広いです。
・5万円以上
5万円以上の予算を用意できるのであれば、高品質なテーブルを買うことができます。
10万円以上使える場合は、この後紹介するボードゲーム専用テーブルも検討できます。
③デザイン
テーブルのデザインはお部屋の印象や好みに合わせて選ぶと良いと思います。
・木の素材を活かしたデザイン
個人的なおすすめは木の素材を活かしたデザインです。
木目調のデザインなら、場所を選ばす空間に馴染みやすいです。
また、ボードゲームは自然や動物をテーマにしたものが多いので、木の素材と相性が良いです。
・黒や白など塗装されたデザイン
黒や白など塗装された色のついたテーブルもあります。
他店舗のボードゲームカフェに行くと、黒のテーブルを使っているお店も多いです。
黒色や白色のテーブルは、よりボードゲームがくっきりと浮かび上がるような印象になります。
おすすめのボードゲームテーブル3選
①インゴー (IKEA)
サイズ | 120cm × 75cm |
メーカー | IKEA |
参考価格 | 12,990円 |
参考URL | IKEA公式サイト |
こちらのテーブルは筆者が経営しているボードゲームカフェたなぼたカフェ池袋店で実際に使われているテーブルです。
写真も実際にお店で撮影したもので、試しにカタンをセッテイングして撮影してみました。
インゴーの良いところ
中量級ゲームを遊ぶにはちょうどよいサイズで、ダイニングテーブルとしても使えそうです。
無垢材の木目調がいい味を出していて、ボードゲーム映えるような温もりのあるデザインです。
また、価格が安い点も嬉しいポイントです。
インゴーの悪いところ
重量級のボードゲーム(サイズ、アークノヴァ等)を遊ぶには少し狭いです。
重力級でもアグリコラ、エバーデールぐらいならギリギリ遊べたと思いますが、、
もう一点、無垢材を使用しているので、そのままでは耐久性が今ひとつです。
ウレタンニスなどを使って保護してあげると長持ちします。
②ピントルプ(IKEA)
サイズ | 125cm × 75cm |
メーカー | IKEA |
参考価格 | 16,990円 |
参考URL | IKEA公式サイト |
こちらのテーブルは筆者が経営しているボードゲームカフェたなぼたカフェ秋葉原2号店で使われているテーブルです。
今回は宝石の煌きをセッティングしてみました。テーブルにはかなり余裕がありますね。
ピントルプの良いところ
先ほど紹介したインゴーとサイズ的にほぼ同じで、軽量級〜中量級のボードゲームにはちょうど良いサイズです。
異なる点としては、アクリルラッカーでの仕上げが施されているため、お手入れしやすくなっています。
柄は明るめの木目調となっており、足は白色なので全体的に明るい印象のテーブルです。
ピントルプの悪いところ
インゴーと同様ですが、重量級のボードゲームで遊ぶには少し広さが足りない場合があります。
その他は特に大きな欠点は無く、汎用性の高いテーブルだと思います。
③マルコ
サイズ | 165cm × 106cm |
メーカー | MARCO |
参考価格 | 144,000円 |
参考URL | MARCO公式サイト |
こちらはボードゲーム専用のゲーミングテーブルです。
当店では置いてないですが、こちらのテーブルを置いてるボードゲームカフェさんも多いです。
マルコの良いところ
良いところはなんと言ってもその広さです。
かなり広いので、重量級のボードゲームでもほとんどの作品が遊べると思います。
また、人工スエードという加工した皮革を使用しており、ダイスやカードなどを扱いやすくなっています。
マルコの悪いところ
デメリットの部分として、質が良い分価格が高いことが挙げられます。
また、これはメリットと表裏一体ですが、ご家庭に置く場合は大きさがネックになると思います。
机が広い分、遊ぶ人同士の距離が遠くなるというのも気になる点です。
軽ゲー〜中量級(カタン、宝石の煌き)程度であれば、こんなに広いテーブルは必要ないと思います。
【まとめ】一般的なテーブルで結構遊べる
ここまでボードゲームテーブルの選び方について詳しく書きました。
重量級ゲームでなければ、一般的なダイニングテーブルで大体のボードゲームは遊べます。
実際に店舗などで確認して、直感的に気に入ったものをご購入いただくのが良いと思います。
この記事がボードゲームテーブル選びの参考になれば幸いです。