ヘゲモニー

プレイ人数1〜4人
プレイ時間90〜180分
発売時期2024年
参考価格17,600円(税込)

「ヘゲモニー」の紹介

混迷を深めた国を舞台に、政治や経済を舵取りながら国を運営していくボードゲームです。

非対称のゲームシステムとなっており、プレイヤーは「資産家階級」「政府」「労働者階級」「中産階級」のいづれかを担当します。

プレイヤーによってそれぞれやることが異なり、それぞれ固有のアクションや得点方法があります。

ただ、基本的なプレイの方法は同じで、手札のカードをプレイするか、手札のカードを捨ててアクションを行います。

手札のカードには様々な効果があり、基本的には階級ごとに異なります。

階級ごとに異なる目標に応じて勝利点を稼いでいき、最終的に最も勝利点の高いプレイヤーの勝利となります。

「ヘゲモニー」のレビュー

独自の評価指標により「ヘゲモニー」を評価しました。評価方法について詳しくはボードゲームのレビューについてをご確認ください。

評価項目評価点数
【デザイン性】
イラスト等のクオリティ
【面白さ】
ゲームプレイの満足度
【リプレイ性】
異なる展開が楽しめるか
【独創性】
作品のオリジナリティ
【総合評価】
作品の総合的な評価
90点/100  

「ヘゲモニー」をライターが遊んだ感想

国家の縮図を体現したようなボードゲームです。

政治と経済は密接に結びついており、政治の決定によって給料や税金が決まります。

政治の決定は基本的に多数決で決まるのですが、影響力のトークンを使って票を増やすこともできます。

資産家階級と労働者階級は逆の立場を取る場合が多いです。

例えば、資産家階級は会社を保有しているので給料を下げたいですが、労働者階級はもちろん上げたい立場です。

中産階級は事業主でもあり、労働者でもあるので、中立に近い立場を取ることが多いです。

政府は各階級をバランスよくサポートしていくことが求められます。

ただし、あまりに献身的になってしまいお金が枯渇すると、財政破綻してしまうこともあります。

このように、各プレイヤーが違う立場で国に政治や経済に携わります。