ハダラ

プレイ人数2〜5人
プレイ時間45〜60分
発売時期2019年
参考価格6,380円(税込)

「ハダラ」の紹介

文明の発展がテーマのボードゲームで、各プレイヤーが文明の指導者となり発展を目指します。

基本的なゲームのシステムはドラフトです。

プレイヤーは手番に場にある2枚のカードから1枚を選び、購入もしくは売却します。

購入する場合は各プレイヤーの個人ボードにストックし、対応するパラメータを上げることができます。

売却する場合はラウンドごとに決まっている金額を受け取ります。

選ばなかった方のカードは場に戻します。

なお、購入する際に自分が所持しているカードの枚数の分、割引いてカードを購入することができます。

宝石の煌きと同様のシステムが採用されています。

個人ボードはこんな感じです。

色ごとにカードを仕分け、その枚数分だけ割引いてカードを購入できます。

ボードには1〜10までのトラックがあり、そのトラックで駒を進めていきます。

トラックが進むと色々とボーナスのアクションができたり、収入が増えたりします。

最終的には、カードに書かれている勝利点とその他諸々の勝利点を合わせて、最も多いプレイヤーの勝利です。

「ハダラ」のレビュー

独自の評価指標により「ハダラ」を評価しました。評価方法について詳しくはボードゲームのレビューについてをご確認ください。

評価項目評価点数
【デザイン性】
イラスト等のクオリティ
【面白さ】
ゲームプレイの満足度
【リプレイ性】
異なる展開が楽しめるか
【独創性】
作品のオリジナリティ
【総合評価】
作品の総合的な評価
87点/100  

「ハダラ」をライターが遊んだ感想

カードの選択など悩ましい部分もありましすが、基本的にはどんな選択をしてもプラスになります。

どっちをとった方がよりお得か、そんな風に考えられるボードゲームだと思いました。

プレイヤー間の駆け引きも少なく、自分のプレイに集中できます。

色ごとのカード枚数が多いほど割引で購入できるため、ある程度絞って集めた方がカード購入がしやすいです。

一方、色ごとに効果が違うので、異なる色を集めたいという気持ちも出てきます。

その辺りのバランスが難しく、ジレンマになっています。

私がプレイした際は1色は1枚も購入せず、残りの4色はバランスよく集めました。

全色集めるとボーナスがもらえるオプションもあったりするので、全色をバランスよく集める戦略もあります。

どんな戦略で進めるのか、プレイヤーごとに異なる戦略が選べるのも面白いポイントです。

初心者の方にもおすすめできるボードゲームだと思います。