フィッシェン

プレイ人数3〜5人
プレイ時間約40分
発売時期2024年
参考価格2,420円(税込)

「フィッシェン」の紹介

トリックテイキングとデッキ構築を組み合わせて珍しい作品です。

通常のトリックテイキングは、ラウンドが終わったら配り直すことが多いです。

しかし、フィッシェンは違います。

トリックに勝ったら、場に出ているカードを回収し、それが後々の自分の手札となるのです。

トリックに勝っても弱いカードばかり引き取ってしまうと、後々のラウンドで手札が弱くなってしまいます。

逆に全く勝てなければカードを回収できないのですが、その場合は大海原という山札から手札を引くことができます。

大海原という山札には強いカードが用意されており、手札を強化することができます。

どのタイミングで負け、どこで勝つのか、その判断が難しいボードゲームです。

「フィッシェン」のレビュー

独自の評価指標により「フィッシェン」を評価しました。評価方法について詳しくはボードゲームのレビューについてをご確認ください。

評価項目評価点数
【デザイン性】
イラスト等のクオリティ
【面白さ】
ゲームプレイの満足度
【リプレイ性】
異なる展開が楽しめるか
【独創性】
作品のオリジナリティ
【総合評価】
作品の総合的な評価
87点/100  

「フィッシェン」をライターが遊んだ感想

少し変わったトリックテイキングのボードゲームです。

特に面白いポイントが、カードがどんどんインフレしていくことです。

先述した「大海原」という山札からカードを引くことができれば、かなり強いカードが引けます。

最初の手札には切り札が無いのですが、大海原には切り札のカードが用意されています。

序盤に勝ちすぎてしまうと、中盤以降が辛くなってしまいます。

基本はトリックに勝ちたいのですが、今後の手札を考えて敢えて負けるということも必要なゲームです。

今までに経験したことがないタイプのトリックテイキングゲームで、新鮮さを感じました。