ディクシット

プレイ人数3〜8人
プレイ時間約30分
発売時期2021年
参考価格4,950円(税込)

「ディクシット」の紹介

物語をテーマにしたカードを使った、コミュニケーションのボードゲームです。

語り部(親プレイヤー)は1枚カードを選び、そのカードのイラストに連想した言葉を発表します。

語り部以外のプレイヤー(子プレイヤー)は、その言葉に近いイラストのカードを出します。

また、子プレイヤーは場に出されたカードのうち、親プレイヤーが出したカードを予想します。

予想が見事に当たれば、子プレイヤーはポイント獲得することができます。

親プレイヤーも子プレイヤーに当ててもらえればポイントを獲得できますが、下記の場合はポイントをもらえません。

①子プレイヤー全員が予想を当ててしまった場合

②子プレイヤーが誰も予想を当てられなかった場合

つまり、親プレイヤーが選ぶカードと言葉は、わかりやすすぎてもダメですし、難しすぎてもいけません。

ちょうどよい塩梅で当ててもらえるようにすることが必要です。

「ディクシット」のレビュー

独自の評価指標により「ディクシット」を評価しました。評価方法について詳しくはボードゲームのレビューについてをご確認ください。

評価項目評価点数
【デザイン性】
イラスト等のクオリティ
【面白さ】
ゲームプレイの満足度
【リプレイ性】
異なる展開が楽しめるか
【独創性】
作品のオリジナリティ
【総合評価】
作品の総合的な評価
95点/100  

「ディクシット」をライターが遊んだ感想

ドイツ年間ゲーム大賞を受賞しており、世界中で人気の定番ボードゲームです。

まず特筆すべきは、イラストやコンポーネントなどの世界観が素敵なところです。

ファンタジーをテーマにしたような独特のイラストが描かれています。

コマなどのコンポーネントや得点ボードも可愛らしいです。

ゲームシステムの面では、プレイヤー間での価値観や感覚の違いを楽しむような設計になっています。

例えば自分が「悲しい」と思うイラストでも、他の人は「明るい」と思うかもしれません。

上記の例えは少し極端ですが、そのような感じ方の違いが浮きぼりになるゲームです。