エセ芸術家ニューヨークへ行く

プレイ人数5〜10人
プレイ時間約20分
発売時期2011年
参考価格2,970円(税込)

「エセ芸術家ニューヨークへ行く」の紹介

プレイヤーは芸術家となり、みんなで協力して1枚の絵を描きます。

しかし、そんな芸術家たちの中に「エセ芸術家」が紛れ込んでいます。

芸術家はお題を知っていてそれを描きますが、エセ芸術家はお題を知りません。

一筆書きで1枚の絵を描いていき、その過程の中でエセ芸術家を探します。

最後に投票を行い、エセ芸術家が最多票となれば芸術家たちの勝利です。

ただし、エセ芸術家が最多票となったとしても、逆転のチャンスがあります。

それは、絵のお題を当てることができれば、エセ芸術家の勝利となるのです。

つまり芸術家たちが描く絵は、わかりやすすぎてはダメで、ちょうどよい塩梅で描かなくてはいけません。

一方、エセ芸術家が最多票でなければ、エセ芸術家の勝利となります。

「エセ芸術家ニューヨークへ行く」のレビュー

独自の評価指標により「エセ芸術家ニューヨークへ行く」を評価しました。評価方法について詳しくはボードゲームのレビューについてをご確認ください。

評価項目評価点数
【デザイン性】
イラスト等のクオリティ
【面白さ】
ゲームプレイの満足度
【リプレイ性】
異なる展開が楽しめるか
【独創性】
作品のオリジナリティ
【総合評価】
作品の総合的な評価
90点/100  

「エセ芸術家ニューヨークへ行く」をライターが遊んだ感想

正体隠匿(人狼)の要素があるパーティゲームです。

とはいえ、人狼ゲームのように難しい話はありません。

みんなはお題を知っているのに、一人だけお題を知らない人がいるので、その人を探します。

このゲームの面白いところは、イラストを描くときに上手すぎてはいけないところです。

あんまりうますぎると、エセ芸術家の人にバレてしまいます。

うますぎず、下手すぎず、ちょうどいい塩梅で自分がお題を知っていることをアピールするのです。

その塩梅が難しくて、かつ、そこが面白いゲームでもあります。

エセ芸術家にとってもそこがポイントで、分からなくて適当に描いても意外とバレません。

「あえてわかりずらく描いた」という言い訳ができるからです。

大人数でもできるので、ゲーム会などで重宝する作品です。