午前1時の大脱走

プレイ人数2〜5人
プレイ時間20分
発売時期2024年
参考価格2,970円(税込)

「午前1時の大脱走」の紹介

手札を全て無くすことを目指す、ゴーアウト系のカードゲームです。

各プレイヤーは、囚人達が描かれた数字カードを持ち、その手札を無くすためにカードを出していきます。

手番の流れとしては、カードを出した後、1〜2枚のカードを補充します。

カードの出し方は、連番の数字か、同じ数字なら出すことができます。

例えば連番なら「123」同じ数字なら「333」などです。

出せるカードの枚数は、前のプレイヤーが出したカードのプラス1枚からマイナス1枚までの範囲です。

例えば前のプレイヤーが3枚のカードを出していたら、自分の手番で出せるのは2〜4枚までのカードです。

また、このゲーム独特のルールとして「抜け駆け」というカードの出し方があります。

前のプレイヤーが出したカードに追加してカードを出すことができます。

例えば、前のプレイヤーが「234」のカードを出していたら、1または5のカードを出すことができます。

このようにしてカードを出していき、手札を全て出し切ることができれば脱獄成功となります。

「午前1時の大脱走」のレビュー

独自の評価指標により「大脱走」を評価しました。評価方法について詳しくはボードゲームのレビューについてをご確認ください。

評価項目評価点数
【デザイン性】
イラスト等のクオリティ
【面白さ】
ゲームプレイの満足度
【リプレイ性】
異なる展開が楽しめるか
【独創性】
作品のオリジナリティ
【総合評価】
作品の総合的な評価
82点/100  

「午前1時の大脱走」をライターが遊んだ感想

同じ数字か連番ならカードを出せるというシステムはよくあります。

このゲームで特徴的なのは「抜け駆け」というルールです。

前の手番が出したカードに追加してカードを出すことができるので、自分が出すカードの枚数を調整することができます。

また、必ず公開されている5枚のうち1〜2枚を補充しなければいけない、というのも面白いポイントです。

手札が増えてはしまいますが、上手くハマれば逆に連番のカードを出しやすくなります。

もちろん運用素もありますが、一般的なゴーアウト系より自分でゲームをコントロールできる感覚がありました。